いーなー。MGミジェット
お子様の出てくるクルマのコマーシャル、ま、いわゆるファミリーカーのコマーシャルなんですが、そのたぐいのものを見ると、何ともいえない気持ちになります。
そのクルマを買っても、トータス松本にはなれないし、
モノより思い出、とかいって、クルマ買わせられるし、
子どもと一緒にどこ行こう、と考えながら、1名乗車でご通勤な訳です。
みんな目を覚まそうよ。そんなもの買ったって、家族の幸せは買えない(結果として、幸せ、ということはあるかも)。手に入るのは自己満足だけだ。そこにいったいいくらのお金をつぎ込むの。
まずい、論が拡散してしまう…
えー、お子様に人気のあるクルマ、というのは、実際存在します。で、それは、大人の欲しがるクルマ、とは決定的に違うんですよね。
数回前の東京モーターショウに行ったときに、こんな親子の会話を聞きました。
「そろそろ帰ろうか」
「えーっ、クレーン(車)とか消防車とか見たかったよー」
また、四半世紀ほど前にあった、ランボルギーニやフェラーリを筆頭とする、スーパーカーブームを覚えている大きなお友達もいるのではありませんか? このブームは、「速い」という記号をもったクルマが大人気になりましたね。最高速度の5km/h の違いや、車高の十数mmの違いを真剣に諳んじ、議論し合いました。
そうです、お子様は、そこら辺を走っている普通ではないクルマが好きなのです。
お子様に、「アリオン」と「プレミオ」の違いを説明できますか?
「ノア」と「MPV」は? 「ラパン」と「CUBE」は?
残念ながら私にはできません。なぜなら、そこにある違いは、お子様たちにとっては、どーでもいいことだからです。どれくらいどーでもいいかといえば、ブランドに興味のないヒトに、グッチだシャネルだ(すいません私もこれぐらいしか知りません)と話したり、モーレツにお腹がすいているときに「どこの回転寿しにする?」ときかれるぐらいドーでもいいです。
そりゃあ、色や大きさが違ったり、ディティールが違ったりしているでしょう。でも、どのクルマも、「より広く」「より快適に」という線上にあります。そこにある違いをお子様たちが理解するには、それらは些末すぎます。根本的にどれも同じ「自動車」なのです。
では、お子様に人気のクルマ、とは何でしょう?
「
オープンカー」ですよ旦那。
屋根が開くってだけでもう、「
特別」なクルマですからね。お子様に説明もしやすいし、違いも一目で分かる。なによりも、自分トコのお子様が喜んでくれるっていうのがいいです。日常生活に入り込む非日常が、楽しいようです。
え? 2シーターはだめ? いえいえ、世の中、4シーターのオープンカーも多数あります。現在新車で買えるものなら、雨漏りの心配はありません。引っ越しをちょくちょくするのでなければ、普段のお買い物の荷物ぐらいちゃんとつめます。つまり、普段使いには何ら問題はありません。
ほんのちょっとの勇気と予算をつぎ込むだけで、クルマをカスガイとした親子関係を築くことができるかもしれません。
楽しいことは、お子様が独立してからではなく、お子様と一緒に楽しみましょうよ。
ウチはこの
2台でがんばってます。