例の列車事故で、100余人の方が亡くなった。
大変ショッキングなことだし、
悲しいことだった。
当初の運転手の運転に覚えた怒りは、
その後鉄道会社に移っていったり。
でも、
それでも、鉄道は安全な乗り物なのだ。
参照→
http://www.ricotti.jp/risknavi/box/tetsudo6.html
事故死者数は鉄道より道路の方が24倍も多い。
だから、この事故が私たちを悩ませるのは、
大きな事故が起きた、ということではなく、
大量の死というものが、自らの死を想起させるからなのだ。
先日、時の人が「自分は死なない」と思うようなことを言っていた。
実は私もそうだ。
私も死なないと思う。
頭で考えれば、生き物は皆死ぬのだから、私も死ぬ。
それは解り切ったことだ。
でも気持ちは、死なないと思っている。
死ぬなんて思っていない。
この私がいない世界なんて想像できない。
先週、下の娘がいきなりこう言った。
「おとうさん、死むの?」
この一言が、私を悩ませている。
Excite エキサイト : 社会ニュース : <尼崎脱線事故>1両目にいた久田記者 事故前後を再現